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貸倒引当金繰入とは何か

・売上の代金が回収できなかったらどうする?

取引先の経営状況はさまざまです。経営状態が良い会社ばかりなら問題はないのですが、残念ながら、経営状態が良くない会社もあります。このため、会社にとって、「売掛金」や「受取手形」が約束した日に確実に入金されることが重要な問題になります。仮に1億円の売掛金がある取引先が倒産したら、1億円の現金を失うことになります。これは、「受取手形」も同じです。3億円の約束手形の支払い先である取引先が倒産すれば、3億円の受取手形は、ただの紙切れになってしまいます。このため、会社は、つねに「売掛金」や「受取手形」などの売上債権の回収リスクを考える必要があります。

・回収リスクのための保険—「貸倒引当金繰入」

売上債権が回収できなくなることを「貸倒(かしだおれ)」といいます。決算整理においては、回収リスクをあらがじめ計上しておくことが認められています。つまり、回収リスクに対する「保険」です。この保険は、「貸倒引当金繰入」であらわされます。

具体的な決算整理仕訳はつぎのとおり。

・100万円の売上債権に対して、20万円の貸倒引当金繰入を計上した。

借方

貸方

貸倒引当金繰入 200,000

貸倒引当金 200,000

「貸倒引当金繰入」は費用グループになり、「貸倒引当金」は、資産グループになります。

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