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収益と費用の見越しとは何か

収益と費用の「見越し」とは何か

・当期に支払うべき費用を計上する

まだ、支払っていないが、当期に費用として計上すべき費用があります。

銀行からの借入にともなう支払利息は、その代表的なケースです。

(例) 2月に銀行から1,000万円を借り入れた。

なお、借入金にともなう支払利息60,000円は、返済月の7月に支払うことになった。

 このときの仕訳は、つぎのとおりです。

借 方

貸 方

現金 1,000,000

借入金 1,000,000

ここで、注意すべきは、支払利息をまだ支払っていないことです。つまり、仕訳をしていないのです。この仕訳は、決算整理におこなわれることになります。

 決算が3月の場合、支払利息60,000円は、つぎのように分けることができます。

期  間

 金 額

当期の支払利息(2月から3月までの2カ月)

20,000円

来期の支払利息(4月から7月までの4カ月)

40,000円

 当期分である支払利息20,000円を計上する必要があります。

 したがって、支払利息に関する決算整理仕訳は、つぎのようになります。

借方

貸方

支払利息 20,000

未払利息 20,000

 まだ、支払っていないが、当期に計上すべき費用を決算整理でおこなうことを「費用の見越し」といいます。なお、未払利息は、負債グループになります。 

 

・当期に受け取るべき収益を計上する

費用の見越しと同じように「収益にも見越し」があります。

たとえば、受取利息です。6月に受け取るべき6か月分9,000円の受取利息をまだ受け取っていないケースを考えてみましょう。

決算が3月の場合、受取利息9,000円は、つぎのように分けることができます。

期  間

 金 額

当期の受取利息(1月から3月までの3カ月)

4,500円

来期の受取利息(4月から6月までの3カ月)

4,500円

※ 9,000÷6カ月=1,500(1カ月の利息)

  当期分 1,500×3カ月=4,500 (1月から3月まで)

  来期分 1,500×3カ月=4,500 (4月から6月まで)

決算整理仕訳はつぎのとおり。

借方

貸方

未収利息 4,500

受取利息 4,500

このようにまだ受け取っていないが、当期に収益として計上すべきものを「収益の見越し」といいます。なお「未収利息」は、「資産グループ」になります。

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