お客様に愛されて10年。このHPで決算書・経営分析・簿記そして、原価計算の基本を学べます。

費用の「繰り延べ」とは何か

・来期の分も支払ったら、どうする?

当期に来期分の費用も含めてしはらうケースがあります。

火災や地震に対する保険料の支払いは、代表的な例です。

(例) 8月に保険料1年分 12,000円を現金で支払った。

    このときの仕訳は、つぎのとおりです。

   借 方

貸 方

保険料 12,000

現 金 12,000

決算が、3月の場合、支払った保険料12,000円は、当期に加えて、来期分も支払ったことになります。

期   間

金 額

当期分の保険料 (8月から3月までの8カ月)

8,000円

来期分の保険料 (4月から7月までの4カ月)

4,000円

このため、来期分である4,000円は、当期分から取り消しする必要があります。

費用グループの仕訳ルールは、つぎのとおりでした。

借 方

貸 方

発生

取消

これらを踏まえて、保険料に関する決算整理仕訳は、つぎのようになります。

借 方

貸 方

前払保険料 4,000

保険料 4,000

来期分の保険料である4,000円を決算整理で取り消すわけです。

このように当期に支払った費用を来期分へと整理する決算整理を「費用の繰り延べ」といいます。なお、前払保険料は、資産グループになります。

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