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支払手形記入帳

・支払手形記入帳とは何か

支払手形記入帳とは、手形を振り出したときに記入する補助簿です。支払手形である約束手形や為替手形を管理するために使用するものです。実務においては、資金繰りの管理でつねに役立つものです。しっかり覚えましょう。支払手形記入帳とは、つぎのようなものです。

支払手形記入帳

日付

種類

NO

摘 要

受取人

振出人

振出日

満期日

支払場所

手形金額

てん末

5/31

約束

60

仕入

L社

W社

5/31

7/31

U銀行

700,000

8/31

支払済

6/30

為替

77

買掛金

S社

V社

6/30

8/31

M銀行

600,000

 

・日付

 手形を振り出した日です。

・種類

 支払った手形の種類を記入します。

 「約束手形」か「為替手形」のどちらかになります。

・No

 支払った手形番号を記入します。

・摘要

 支払手形の相手勘定を記入します。

 支払手形記入帳では、手形振り出しは、必ず「貸方」が支払手形になります。

 したがって、摘要欄に記入されるのは「借方」の勘定科目になります。

・受取人

 手形代金を受取る人です。

・振出人

 手形を振り出した人です。

・振出日

 手形を振り出した日です。

・満期日

 手形代金を支払う日です。

・てん末

 手形の最終的な処理を記入します。

 振り出した手形が決済されたのか、などを記入します。

・支払手形記入帳と仕訳

支払手形記入帳から仕訳をしてみましょう。

まず、支払手形を振り出した5月31日の仕訳です。

[5月31日]

5月31日に約束手形を振り出したときの仕訳をします。

貸方は支払手形です。借方は、「仕入」が記入されます。

摘要欄には、「借方」勘定が記入されているからです。

借方

貸方

仕   入 700,000

支払手形 700,000

同じように6月30日に為替手形で支払ったときの仕訳をします。

[6月30日]

借方

貸方

買掛金 600,000

支払手形 300,000

つぎに満期日である7月31日の仕訳をおこないます。

[7月31日]

5月31日に振り出した約束手形の満期日は7月31日です。

てん末には、決済と記入されています。

したがって、支払手形は決済されたことがわかります。

ふつう、支払手形の決済は当座預金から引き落とされます。

したがって、貸方には、「当座預金」が記入されます。そして、借方には「支払手形」です。

借方

貸方

支払手形 600,000

当座預金 600,000

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