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会社の財産を知る

・佐藤さんはお金持ちか?

佐藤さんは、5億円の豪邸に住んでいます。海の見える小高い丘にある豪華な家で、周囲のあこがれです。しかし、佐藤さんのことをくわしく知ると、大変な金額の借金をしていることがわかりました。銀行からなんと10億円の借金をしていることがわかったのです。5億円の豪邸の2倍の借金があったのです。佐藤さんをお金持ちといえるでしょうか?

・会社の「財産」を知る

お金持ちに見えた人が、意外に大きな借金があった、というようなケースは、個人ばかりでありません。これは、会社でもよくあるケースです。ある会社が100億円の資産を持ち、本社が高層ビルだったとしても、銀行からの借入金が200億円もあったのでは、とても優良企業とはいえません。資産を超える大きな借金を抱える会社と取引をするのは、とても危険なことです。いつ倒産してもおかしくないからです。

このため、会社の「財産」をくわしく知ることが必要です。会社の「財産」は、「貸借対照表」で知ることができます。そして、この貸借対照表は、つぎのような「資産」「負債」「純資産」の3つのグループで成り立っています。

貸借対照表

資産

(100億)

負債 (80億)

純資産 (20億)

「資産」から「負債」を差し引いた残額が「純資産」です。資産が100億円で、負債が80億円なら純資産は、20億円となります。

それでは、つぎに「資産グループ」の中身から順番にみていきましょう。 

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