お客様に愛されて10年。このHPで決算書・経営分析の基本を学べます。
みなさんの財布の中身をイメージしてください。
サイフには、毎日のようにお金が入り、そして出ていきます。
サイフに入ってくるお金は、預金からの引出し、あるいは、キャッシングにより入ってくる場合もあるでしょう。一方、サイフからお金が出て行く場合はどうでしょうか。毎日のお弁当代やタバコ代。お茶代など、さまざまなかたちで、サイフからお金が出て行きます。このようにサイフにお金が入ったり、出たりするお金の流れを「キャッシュフロー」といいます。そして、キャッシュフローがわかれば、当然、現金残高もわかります。
Aさんの「おこづかい帳」をみてみましょう。
Aさんの1ヶ月間のおこづかいは、25,000円。お弁当代15,000円。お茶・タバコ代6,500円。その他の支出が、3,000円です。
Aさんのおこづかい帳をあらわせば、以下のようになります。
1か月のAさんのおこづかい帳
入金 | |
おこづかいの入金 | 25,000 |
出金 | |
お弁当代 | 15,000 |
お茶代・タバコ代 | 6,500 |
その他の支出 | 3,000 |
現在残高 | 500 |
会社のキャッシュフローもおこづかい帳と基本は同じです。
会社の場合は、サイフではなく、「金庫」をイメージするとよいでしょう。
会社のお金の動きと残高を知るデータがキャッシュフロー計算書(cash flow statement)です。
個人 | おこづかい帳 |
---|---|
会社 | キャッシュフロー計算書 |
さらにキャッシュフロー計算書と損益計算書の違いを知る
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